前代未聞の本州縦断ステージレースが開催される、という楽しげな作品があるよと教えてもらった。
銀輪の覇者 (ハヤカワ・ミステリワールド)
読んでみよう。
追記:
ということで、早速買って読んでみました。
舞台が戦前の日本ということで、いわゆる現代のロードレースをモチーフとしているわけではないのですが、本州縦断ステージレースという壮大な設定そのものがまず大きな魅力です。
自転車レースの展開としては、少し「ん?」と思う部分もありましたが、レースの背景や人間模様など色々と膨らませてあって楽しめました。
これを読んでむしろ実際に過去に行われた日本のステージレースの歴史(かつては東北一周ステージレースなどが実際に開催されていた)とか、箱根駅伝・ツール・ド・フランスの歴史、などを詳しく知りたいと思いました。