はてなワールド、リアルタイムサービス

はてなワールドで第1回仮装大賞が行われた。自分もチームに入って発表をしてみた。

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集合時間の20時頃になると会場となる富士山に人が集まってきた。たぶん今までで一番たくさんの人が一箇所に集まったんじゃないかと思う。
この後3人1組のチームに分かれて40分くらいネタ仕込み。僕はid:lieutarさん、id:chiekichiさんと一緒のチームに振り分けられたので、3人で京都駅に移動して何をやりましょうかと相談。お二人とも初対面だったので軽く挨拶して、どんな発表をしようかと話し合いをしたんだけど、なんだか悪巧みをしているみたいで楽しかった。うちのチームはid:chiekichiさん発案の福笑いで行こうということになって、手分けして顔のパーツを描き始めた。
40分もあれば余裕だと思っていたけど、実際にやってみたら「え、もう21時?」という感じだった。

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21時になって会場に戻る。さらに人が増えていて賑やか。お互いのキャラクターのせいで舞台が見えないのでみんなでしなもんになっている様子。

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3チーム目の発表。僕らは4チーム目なのでこの次が発表だったんだけど、この辺からちょっとどきどきしてきた。

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うちのチームの発表。「福笑い」。発表に夢中で撮影を忘れたのでkiyoheroのスクリーンショットを拝借。3種類の顔を用意して発表した。

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6チーム目、卓球の発表。真ん中のオレンジのボールが行ったりきたりする。

優勝は福笑いと卓球が同点優勝ということで、うちのチームも見事優勝することができた。chiekichiさんのアイデアが素晴らしかった。

ということで、昨晩ははてなワールドで2時間あまりの時間を過ごした。そのあいだ、初めての方と知り合ってご挨拶したり、一緒に何かを作りながらチームのメンバーと仲良くなったり、自分の発表が回ってくる直前でどきどきしたり、たくさん票をもらって嬉しかったり、といった体験をしたわけだけど、これはなかなかはてなのほかのサービスで味わうことは無い新しい感覚だなあと思う。リアルタイムでコミュニケーションをするサービスならではの感覚がある。
はてなのこれまでのサービスは基本的に非同期で、誰かが書き込んだ情報を、少し時間を置いて別の誰かが見る、という構造になっていて、リアルタイムでやりとりをするというのはわんわんワールドから始まった新領域だ。こういうサービスを使いこなせるのは、かなり時間的に余裕のある人(=暇人?)だけだ、という認識が一般的なように思うが、いざ相手とタイミングを合わせることができてしまえば、体験のリアルさという点で他の追随を許さないようにも思う。(非同期のテキストコミュニケーションで、出番を待ちながらどきどきしたりするのはなかなか難しい)
単なるおしゃべりではなくて、ちょっとした仲間内のミーティングや、何かを一緒に作る作業なんかにも使えるんじゃないかと思う。そういう用途に使われるようになるとさらに発展していくのかなあ、なんてことを考えながら、少し気長にワールドに取り組んでいけたらと思う。