新幹線でビデオを見る

jkondo2005-05-06

先日京都に日帰りで往復をしました。大学のクラブの創部記念パーティーです。
往復の新幹線で何をしようかな、休みだし、ずっと仕事をするのもなあと考えていて、ふとHDDレコーダーに溜まったビデオを見るのはどうかと思いつきました。
それで、まだ見れていなかった自転車レースの録画(ツール・ド・フランドルhttp://www.jsports.co.jp/style/contents_TourdesFlandres.html)の3時間ほどの映像をノートパソコンの中に入れ、新幹線の座席の机にノートパソコンを置き、イヤホンで音声を聞きながら自転車レースを観戦してみました。
やってみると、これがなかなか良いのです。適度にリラックスしながら、暇をしない程度に楽しみながら時間を使うことができ、また、新幹線で前に進んでいるという感じと、自転車レースというコンテンツも相性が良かったようです。
(ちなみにフランドルというレースは1dayのロードレースで、日本では考えられないような石畳の激坂を上りまくる魅力的なレースです)

これからも長時間電車に乗るときはぜひ映像をパソコンに入れていこうと思ったのですが、それを考えていて、ふとビデオのiPodみたいなのはできないのかと思いました。

iPodが爆発的に普及したのは、恐らく「家中にあるCDを全て放り込む」ことができるようになったからじゃないかと思うのですが、それであれば、家のHDDレコーダーの映像を全て放り込むことができる容量が実現できれば、「家に帰ってレコーダーとシンクロさせて、ビデオを持ち歩く」というスタイルが実現しそうだなあと思いました。

今のiPodは60GBまで来ているわけで、HDDレコーダーは250GB程度なので、全部入れられる容量まであと1桁しか変わりません。これはそのうち実現しそうです。ビデオ端末は目が奪われるので音楽よりは活用できる場所が少ないですが、それでもこんな使い方はそのうち広まるような気がします。

それからもう一つ考えるのは、携帯端末を1つにできないのか、ということです。携帯電話にデジカメ、iPod、ノートパソコンといった電子機器をじゃらじゃらと持ち歩くのは面倒くさいものです。できればこれをもうちょっとまとめて欲しいと思うのですが、そう思っているとNokiaからHDD内臓携帯が発表されたりし始めていて、音楽と携帯とデジカメくらいはすぐにでも一緒になりそうだなあと思えてきます。ビデオ端末の方は、iPodのように専用端末が先に広まるのでしょうか。

あれこれ考えていると、高解像度のデジカメと写真と音楽と映像のストレージがついて、パソコンの主な作業が可能で、定額で常時接続ができる携帯電話、みたいな端末がポケットに入るくらいの大きさで現れないものかとついつい妄想してしまいます。そんな夢のような端末も、5年後くらいには普通に使っているのかもしれませんね。