自動トラックバックははてならしさの所以か2

id記法による自動トラックバックについて、id:matsunagaさんのid言及に汎用性はあるかにてこう触れられています。

id記法は「ブロガー(人)」への言及、あるいは「サイト単位」の言及である。トラックバックは当然「記事」単位の言及である。

 はてなダイアリーにおいては、その両者がともに並列で扱われている。これはよくも悪くもはてなの特徴である。

id記法は人・サイトへの言及である、という点ははてなの中でも何度か議論に出てきていて、例えば今年に入ってから行った記事別表示モード、ブログモードの導入の際にも、idトラックバックをどこに表示すべきかという議論になりました。

ブログモードにするならば、トラックバックは記事ごとに表示するのが正しいだろう。しかし、id記法によるトラックバックは一体どの記事に表示すれば良いんだろう?最新の記事に表示したら、気付かないかもしれないぞ。1日ごとくらいにまとまっていた方が見るのが便利そうだし・・・

という話を経て、id記法によるpermalinkの指定がないトラックバックについては、「idトラックバック」という名称で別枠にして下部に表示するようにしました。

これをもう少し汎用化すると、例えば記事や日付ではなく、プロフィールの顔写真(http://d.hatena.ne.jp/images/diary/j/jkondo/jkondo_p.gif)の下にidトラックバックは送信される、とか、「人・サイトへの言及」を受け付ける窓口を別に作った方が合理的ではないか、という考えもあり、現在はその思いも段々強くなってきています。こうすれば、既存のトラックバックとは線を引いた新しい機能として仕様を作成し、他のブログでも利用できるように呼びかけることもしやすいかも知れません。

はてな内では、「idトラックバック」とか「リファ」とか呼ばれているこの「人・サイトへの言及」ですが、何か格好良い良い名前ないでしょうかねえ。