Wikiばな

突然ですがWikiばなという変な名前の会に出席しました。ばなは「花」かと思ったら、Wikiの話をしましょう、という会の事で、Wikiが好きな人たちが集まるというものでした。

Wikiとは、はてなダイアリーのキーワードのようなもので、誰でも新しいページを作ったり、編集したりできる仕組みです。僕はこの仕組みというか、概念を最初に知った時に、大変感動したのを覚えています。何が素晴らしいかと言うと、プログラムがとてもシンプルでコンパクトなのに、その上でできる事の可能性が壮大で、その費用対効果の素晴らしさや、使い方を考えることのできる自由が自分に与えられている事に惹かれました。

そんなわけではてなダイアリーのキーワード機能を作ったわけですが、これがWikiだとするならば、僕にも参加資格があるんじゃないか、ということで「ばな」に参加をしました。

ディスカッションではWikiを、普遍的な情報のドキュメントモードへいかに移行するか、といった議論を行ったわけですが、はてなダイアリーのキーワードは明らかに「現代用語の基礎知識的な辞書を作ろうと言うコンセンサスができている」というたださんの指摘がもっともだと思う一方で、何かドキュメントモードでない使い方もありなのではないかと思いました。

例えば、30人の懇親会では、4つくらいのテーブルで、それぞれ1〜3個の話題が同時多発的に発生し、合計10〜20くらいの話題が同時進行するわけですが、そうした全ての話題がそれぞれWikiになって、各人の発言が全て記録されている、と言ったものができあがって、全体が「ほにゃらら懇親会」という名前で保存されれば、後から別のテーブルの話題を追ったり、あるいは非参加者が懇親会の内容を把握する、と言ったこともできて便利かも知れないなあ、などとぼんやり考えました。

これまで著作を読むだけだったid:hyukiさんや、id:yomoyomoさんともお会いでき、とにかく楽しかったです。