住む街を選ぶ

春は別れの季節。この週末はそれを実感した週末でした。大学を出てから4年間、その間に一人また一人と学生時代を共に過ごした友人が色々な街に引っ越していって、最近では京都に残っている友人も随分減ってしまっていたのですが、それでもクラブの後輩や友人などが何人かいてよく酒を飲んだりしていました。ところがこの春、そうやってたびたび会っては共に過ごしていた友人がまた何人か京都を離れてしまうことになりました。

この何日かで彼/彼女らと共に過ごして、そして別れてみるととても空虚な気持ちになりました。またしてもこの街から友人が減っていくのです。

親しかった友人はあらかた関東にいます。就職先を考えると自然とそうなるのは仕方ないとわかっていながら、どこかで「なんとかならないのか」と思っています。東京以外でこの空虚さを感じずに過ごせないんでしょうか。

別に東京が嫌いというわけではありませんが、1つしかないというのは変だと思います。住む街を選ぶ、そういうことをこれからも考えていきたいと思っています。