コンパクト

今日も3時に起床。USから日本に来たときは、いつもしばらくすごい早起きが続く。逆向き(日本>US)の時はすぐに普通の時間に戻ってしまうのに不思議だ。
日本に帰ってくるといつも思うのはいろいろなもののサイズが小さいということ。家も道路も建物もコンパクトにまとまっている。ちょっと窮屈に思うんだけど住んでみるとそれなりにちゃんと動けるようになっているから良くできているなあと思う。こういうのが、小さい家電とかを緻密に作ることとかに生きてるのかなあなんて思う。
それで、家とかもコンパクトにまとまっているおかげで、寒い冬とかでも朝起きやすい気がする。しばらくはこうやって早起きして仕事を頑張ったりするんだけど、少し疲れてきた頃にオフになるのが難しい。これが今の日本生活の僕の課題だ。年末年始は少しゆったりしたのでもうしばらくは大丈夫そうだけど、なんかうまい方法を見つけたい。
それから、都市がこの狭い土地を使いながらちゃんと機能するようにできていく時の最適化というのが、計画されて起こるのではなくて、人間の自由な活動によって自然にバランスができていくというのが興味深い。同じ人間という生物が都市を作るにしても、シリコンバレーと東京ではこれだけ別の構造物を作る結果になるのかと驚く。都市は、住居の間取りから道の幅、駅の構造まで、全てが同じ尺度で設計され、同等の快適さ(不快感)を均等に感じることができるよう適切に設計されたように感じる。それが自由な経済活動によりながら自然と生成されていくのを見るだけでも、人間が周囲の環境からいかに影響を受けるのかという事をうかがえる気がする。