岐阜県と石川県の県境、白山国立公園に「白山スーパー林道」という道路があります。国立公園内を横断する風光明媚な道路なわけですが、この道は「急カーブ急勾配が多く危険なため」に自転車で走ることができません。
自転車で峠に上るのはサイクリングの楽しみの一つですから、こうした規制はとても残念なわけですが、今日、京大サイクリング部の中でこの規制を解除してもらおうという運動が始まっているのを知りました。
http://www.kuccweb.com/HAKUSAN/
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実は先日、交通安全計画というエントリーで「道路についても意見を言わせていただく機会があれば」なんて書いたら、本当に国土交通省の方にご連絡を頂いて、お話をさせて頂く機会がありました。その中で、
聞き手 日本の道はやはり美しいということでしょうか。
近藤さん 乗鞍のほかにも、白山、立山、木曽駒とかいいですよね。ただ残念なのが、南アルプススーパー林道などの道路が自転車通行禁止になっていることです。道があるのに、入れないという状況に多くの自転車乗りが不便をこうむっています。自然を壊してまで開いた道なのに、自然を楽しみたいという自転車を排除するというのは理解できないですよね。一体誰のために作ったのか。
聞き手 そのとおりですね。
近藤さん 自転車に乗っている人というのは、自動車に比べると発言力が弱いですよね。だから現場レベルで、その道路の管理人さんと小さな諍いを起こしているというのが実情です。乗鞍は、あまりに渋滞がひどくなったので、自動車を入れないようにしたため、自転車の通行が可能になりました。他も同じようにしてほしいですよね。
という話をしていたところだったので、自分でも少しびっくりしました。
とりあえず署名でも送っておこうかなと思います。