6月11日の日記でtDiaryのたださんが「すごい虹を見た」と書かれています。
http://sho.tdiary.net/20050611.html#p02
はてなのid:higeponも「久しぶりに虹を見ました」と書いています。
http://d.hatena.ne.jp/higepon/20050612/1118587077
普段読んでいる二人の日記だけでも同じ日の虹のことを書いているんだから、きっとフォトライフには同じ虹の写真があるんじゃないかとフォトライフのページを探していて、6月11日の18時半頃のページ辿り付いた時に、僕は鳥肌が立ちました。
同じ虹を、これだけたくさんの人が撮影したものを見たことがありません。
綺麗な虹を見つけて、「いまきれいな虹が出ているから空を見上げてみなよ」と大切な人に伝えたいと思っても、電話も持ち歩かなかった頃はその場にいる人としか共有できませんでした。
家に帰ってから「今日は虹がきれいだったんだよ」と言葉でしか言えなかったものが、いつでも言葉を伝えられるようになり、そして今では、ポケットのカメラでその写真を撮って、見知らぬ人と感動を共有できるようになったんだなあと思います。そしてその変化は、僕の29年というとても短い人生の中で起こっています。
本当は写真なんかより言葉の方が良いのかも知れませんが、6月11日の虹を見逃した僕は、とても幸せな気持ちになれました。