限界のチカラ

少し前になりますが、10月の上旬に自転車で200kmほどを走るというイベントに参加してきました。僕はこうした行事が大好きで、できる限り参加するようにしているのです。200kmというとちょっとした距離で、普通の人が日常的に自転車で走ることはまずないといって良いと思います。今回は京都を出発していくつも峠を越え、三重県の尾鷲市にゴールするというコースを走りました。

さて、こういうちょっとした無茶をすることの何が面白いかというと、それは“自分の力の限界を知ることができる”ことにあると思います。普段普通に生活していても、なかなか限界の力を出すことはありません。これ以上は無理だという限界ギリギリのところで耐えながら走り続けることは、苦しくもありますが、とても充実した瞬間となります。「あとちょっとで終わるかな、まだかな」と思いながら峠を上る時の充実感といったらありません。自転車に限らず、仕事、遊び、様々な方向で限界ギリギリの活動ができたらと思っています。