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TEDxTokyoに参加して

http://www.tedxtokyo.com/uploads/2009/03/poster-small.jpg
週末にお台場で行われたTEDxTokyoに参加しました。
"Ideas worth spreading"をコンセプトに、各界で活躍する魅力的な人たちが、魅力的なスピーチをするイベントです。
最初にこのイベントのご招待を頂いた時は、TEDのことをあまりよく知らなくて、「なんなんだろう?」「仕事に役立つのかな?」などと思っていたのですが、実際に行ってみると、仕事に役立つのかどうかなどという表面的な事を考えていた自分が恥ずかしくなりました。
たくさんの人のスピーチを聴きながら感じたのは、「自分はなぜ生きているか」をしっかりと把握し、志を立て、それに向かって努力をしている人の、心の底から出てくる真っ直ぐな話はなんと魅力的なことか、ということです。
数多くの人が、自分は何をやっているのか、なぜ自分が今やっていることに人生を賭けているかを語ります。時には挫折経験を語り、それをどう乗り越えたかを語ります。

たとえばヨーヨーの世界チャンピオンになったBLACKさんは、こどもの時にスポーツが大嫌いだったこと、ヨーヨーが初めて自分が得意と思える物になるかも知れないと思ったこと、それから努力して世界チャンピオンになったことなどを淡々と語ります。世界チャンピオンになった後目的を見失い、一度サラリーマンになったものの、情熱を捨てきれなくてもう一度世界チャンピオンになり、そしてプロのパフォーマーになった、というお話をされました。
たった5分ほどのスピーチでしたが、心を打ち、強烈な印象が残りました。
こういった方々のお話を聴きながら、自分自身はなぜ今の仕事をしているのか、そのためにどういう努力をしているのか、本当にやりたかったことに向かって真っ直ぐに進んでいるか、を改めて考え、確認できた気がします。そして、今日からまた進んでいこう、という力をもらえました。


心を打つスピーチがあると、観客が立ちスタンディングオベーションが起こります。これは最後のスタッフの皆さんへのお礼の場面ですが、僕はこのスタンディングオベーションが大好きです。心を打つスピーチをした人に、自分の意志で立ち上がって敬意を表す。それが連鎖する瞬間が好きです。もっと日本でもこういう場面がたくさんあれば良いのに、と思います。

「仕事に役立つのかどうか」などという表面的な話ではなく、そもそも「なぜ仕事をするのか」を問い、考えることができるイベントでした。
運営をされたボランティアの皆さん、ご招待頂いたOさん、本当にありがとうございました。

追記:日曜日に講演をします

今週末は京都大学超交流会で講演をさせて頂きます。
はてなは今年創業10周年です。10年目の自分の想いを、お話しさせて頂こうと思っています。
ご都合つく方はどうぞお越しください。