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百万ベンチャーの夜

以前に書いた百万ベンチャーの方などがたくさん集まる百万ベンチャーの夜(本当はそんな名前ではない)があったので参加してきた。異業種交流会ということでフューチャーラボラトリの橋本さんや、CO-CONVの丸山さんなどが中心となって開催されたイベントだった。
京大の近くの百万遍周辺のIT系ベンチャーの方や京大の学生、Googleの及川さん、ドワンゴの溝口さん、関西一円のIT系企業の方々、ベンチャーなどに興味のある関西の学生、話を聞きつけて東京からやってきた方、というような方々が総勢100人くらい集まる会だった。ものすごい人の数で盛り上がっていた。
以前京都に居た頃には、異業種交流会なんていってこういう雰囲気の人が集まる会は無かったように思う。はてなの事を知って頂いている方と会うことも珍しかったし、ベンチャーに興味のある京大生、みたいなグループもあまり見かけなかったように思うので隔世の感がある。最近は関西近辺でIT技術の勉強会なども盛んで、SICPを読む会、Javascript勉強会などいろいろあるらしい。
ここのところ京大の方と接する機会が多く、話をしていて感じる事は、京大の情報学科は「大学はプログラミング学校ではない」という方針で大学ではコードの書き方をあまり教えていない。だから、プログラムをほとんど書かずに卒業する学生すらいるということだ。一方で東大は演習が充実しており、きちんとコードが書けないと決して卒業できない。また、アメリカの大学でComputer Scienceを選考するとさらに演習が盛んで、コードをほとんど書かずに卒業なんて絶対不可能、という環境の違いがあるようだ。
そういう環境の違いがあると、京大の情報を出てもGoogleの採用試験に通れない、みたいなこともあるようだが、その一方でやはりプログラムを書ける学生、書きたい学生というのはいて、そういう人が自発的に外部で勉強会を開いたり、ベンチャーでアルバイトをしながらコーディングを学んでいく、というのが今の京大情報周辺の現状なのではないかと感じた。
大学でももっと演習をすると良いのではないかとちょっと思うのはおいておくとして、そういう環境で自発的に外に出てくる人たちのパワーはすごい。好きでやっている事ほど強いものは無いし、そういう人たちだけで集まった時にやる気が無い人は全くいないので、非常に濃い話ができる。
こういう自発的な人たちが集まってうねりのようなものができ始めるとまたいろいろ変わるんじゃないかなという気がした。はてなでアルバイトしたかったらいつでも遊びに来てくださいね、みたいなお誘いはもちろんいろいろな人にしたのだが、Googleの及川さんには京都にオフィス作ってくださいよーとお願いをしたし、またカンファレンスや勉強会を開催しましょうとか、大学で授業をしましょうといった話がたくさん出た。しばらくは色々な方と交流を深める機会が続きそうだ。