吉田寮

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京都早期移転組みの引越し慰労会をやろうと言い出したのは月曜日だったのだが、お互い引越しの疲れでさすがに体力的に辛かったりで、ようやく昨日開くことができた。
深夜にid:nmyと自転車で帰っている途中に、そう言えば彼は西部講堂とか学生寮とか好きそうだなあと思ってその足で京大に行った。吉田寮とかまだちゃんと残っているのかなあと思って入ってみたが、昔のまま何も変わっていなくて驚いた。今さらながら、こんなものが現代の日本に存在している事に驚きを覚える。
吉田寮といえば思い出すのが一回生の時で、演劇をやっているというので廃墟のような建物に入っていったら、中の食堂が仮設の舞台になっていて、そこで謎めいた演劇を見つつ、この寮には学生なのかどうか分からない人や、子供連れの家族も住んでいて赤ちゃんも居るんだと聞かされ、初心な高校上がりの僕には想像の限界を超えていて少し気持ち悪くなったのを覚えている。
そういう自分も廃墟同然の部室に通うことになるのだが、その部室は今年取り壊されるという。ここまできたら、吉田寮くらいはずっとこの感じで残っていって欲しいと思う。