車で引越し

京都への引越しのために、車で東京から京都まで走った。出発が金曜日の夜になってしまったので静岡で途中一泊し、昨日残りを走って新しい家までやってきた。走りながら車で来て良かったと思った。以前から下見などで何回か新幹線で京都に来ているが、それと一家全員を載せて車で走るのは全然違う。ラジオやパーキングエリアなどで次第に関西弁が聞こえるようになってきて、いろいろな景色を見ながら時間をかけて移動をすると、いろいろなことを考えるし、なんとなく後戻りのできなさみないなのも感じる。
今年2月に開通した新名神を通って鈴鹿山脈を越え、草津サービスエリアで休憩をしていると、車内にいたしなもんを隣の車の人がやたらと可愛がってくれて、それでなぜか隣の車の人とおしゃべりが始まり、サービスエリアを出るときは「お気をつけて」とか挨拶をされた。そんな事もありながら、これからやってみたい事などをあれこれ考えながら走った。
登山をするのに山の頂上にいきなりヘリコプターで降ろしてもらっても何の意味もない、みたいな、そういう類の価値を感じた。