ブログと客

昨日はid:naoyaid:rikoとランチを食べながらブックマークの話になって、それでなんとなく自分が最近ブログとそのお客さんについて感じていたことを考えるきっかけになった。自分が感じていたことというのは、ブックマークの人気エントリーなどからやってくる一見さんとは別に、毎日じっくり読んでくれる常連のお客さんを意識し始めているなあという事だ。
なるべく多くの人に自分の主張を届けたい場合などは、読んだだけで内容が分かるような分かりやすいタイトルをつけたり、論文のような分かりやすい構成で文章を書いたりすれば良いし、それはそれで重要なスキルだと思う。プレゼンなど、人前で発表する時はこれができないと話にならない。ただ、あまり盛り上がるとちゃんと内容を読まずに勢いで感想を書く人なども増えてくるし、毎日淡々とブログを続けようという人には有難くないこともあるだろう。そういう時には、ある程度身辺雑記的な書き方をしながら、常連さんを意識した文章でやっていくのもありなのではないかと思う。
例えばこのブログは先月初めはユニークユーザーが2000人くらいだったのが、ここ最近は毎日ユニークで5000人くらいの方に読んで頂けている。1ヶ月で3000人くらい増えた。ブックマークで人気になってもせいぜい数百人だから、数で言えば10倍くらいの人が常連さんになってくれているわけだ。それが続くのであれば、数で言ってもこちらの方が大きい。
はてなブックマーク人気エントリーを狙うスタイルとは別に、はてなカウンターで1ヶ月のユニークユーザーの合計数を狙うブログのスタイル、というのを考えると面白いかもしれない。