椅子、モニタ

毎日パソコンで作業をしているときに少し腰が痛くなってきたので秋葉原に椅子を物色しに行った。Inc.では400ドルくらいで買って来た中古のアーロンチェアを使っているんだけど、日本に来てからその辺の適当な椅子に座っていたら腰に来てしまった。それで同じアーロンでも良かったんだけど、ちょっとヘッドレストが付いたタイプも気になっていて、一度試してみたかったのでヤマギワでいろいろ座らせてもらった。ヘッドレストタイプだとコンテッサが人気のようだったけど、僕の体にはバロンが合うように感じた。前傾姿勢でプログラムを書いたりしている時間はヘッドレストは必要ないんだけど、構想を練ったり設計を考えたりといった「考える時間」には後傾姿勢を取ることも多く、そういうときにヘッドレストは重宝しそうだ。実は考える時間が2,3割くらいはあるのじゃないかと思うし、ちょっと試してみようと思う。
その後電気街をぶらぶらしていて気付いたんだけど、パソコンのモニタが大型化しているようだった。22インチモニタとかを物色している人も多いし、デスクトップパソコンの画面も大きいものが多い。テレビもどんどん大きくなっているし、世の中の「画面サイズ」は単調増加を続けているようだ。画面は出かければでかいほど良いのだろうか?どの辺まで拡大が続くのだろうか。部屋の大きさの限界がまず先に来そうだけど、その制約もないとしたら、画面の最適サイズというのはどれくらいなんだろう、と特大110インチプラズマテレビなどを見ながら考えた。
モニタの方も、Inc.オフィスでは24インチを縦に3枚並べてとても広い作業エリアを作っている。これも、前傾で作業をしているときにはとても良いのだけど、後傾で考え事をしているときはむしろその向こうの窓の景色が見えたほうが良い。スイッチを消すと瞬時に視界から消えるモニタとかが発明されると良いかもしれないが、やはり適度な大きさというのがあるなと最近感じている。