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退社のお知らせ、入社のお知らせ

毎週金曜日は夜にTGIFというのをやっている。ビール片手に一週間お疲れ様でした!と乾杯して、主に取締役が今の会社のレポートなどをする。酒が入ってがやがやした雰囲気の中で、結構重要な発表や議論をやっている。
そのTGIFで、昨日は退社のお知らせと、新しい人の入社のお知らせをした。2001年に会社を作ってから一度も人が辞めたことはないまま来ていたはてなは、6年目の去年にして初めて人が辞めるのを経験した。会社を作って初めて、ある程度まとまった人数の人が出たり入ったりするのを経験した。社員が去るのはいつまで経ってもつらい部分は残るだろうけど、それでも最近はようやく、こういうことはいつも起こるものなのだ、という心構えが自分の中にも社員の中にもできてきて、それは健全なことだと思う。
経営者が社員は辞めないという前提で社員に接するのも問題があるし、社員がこの仕事が自分にとってベストな仕事かという思考を停止するのも良くない。世の中にあるたくさんの選択肢の中で、自分は良い選択をしているかどうかという思考は常に持ち続けるべきだと思うし、経営者としては人は出たり入ったりするものだ、という前提で、社会の中で人を惹きつけられる会社にしていけるよう常に努力をし続けないといけない。年功序列とか、退社をタブー視する暗示的な雰囲気によってではなく、仕事の内容そのものによって会社を成立させ続けなければいけないということを学ばせてもらった気がする。
また、残った人間の中には、「なぜこの会社を選ぶのか」という事を考えた上で、自分の仕事の目的や専門性の自覚が出てきているように思うし、それは今後大きな強みになりそうだ。
昨年に比べると少し人数が減って一部にしわ寄せも来ているけど、これを機会に削ぎ落とすべき部分は削ぎ落とし、業務効率を上げ、さらに仕事の魅力を上げて、また人を増やしていきたいと思う。