限界への挑戦

土曜日に自転車で150kmくらい走ってきました。東京の青梅から群馬の妙義まで山の中を8時間くらいのコースです。最近は毎年この「耐久ラン」をやることにしていて、このイベントを目標に普段からちゃんと運動をするようにしています。
以前にも書いたかもしれませんが、自分の現在の体力の限界がどこらへんにあるのかを定期的に確認しておくのは良い事だと思います。
学生時代の本格的なトレーニングを止めて7年くらい経った29歳の体で150kmくらい走ると、大体2つ目の峠くらいからだんだん足がだるくなってきて、3つ目の峠くらいから目の前がチカチカし始めます。最後の峠になる頃には上り道をこぐ力が少なくなって、足が言うことを聞いてくれなくなり、腰は痛くなるわ、お尻も痛くなるわで色々なところが悲鳴をあげ始めます。
そういうことを好き好んでやるというマゾヒスティックな趣味を持つ友人がたまたま多いのか、大学のサイクリング部時代の友人何人かといちおう順位を競いながら走っています。
自分の体力の限界を知っていると、普段の生活がどれくらいのマージンを持って行われているかを知ることができて安心できます。体力の限界が試されるような機会は普段の生活ではほとんど表れないような気もしますが、例えば運動会で昔の感覚で張り切りすぎたお父さんが倒れてしまう、みたいな話を聞くとあながち無意味でもないなと感じます。
今年はダイエットの効果もあって、昨年よりは随分楽に走ることができて少し体が若返りました。何とかこの調子を維持していきたいものです。